2014年10月16日木曜日

Webサイトに簡単にFacebookやTwitterのシェアボタンを設置する方法


FacebookやTwitterのいわゆるシェアボタンは、最近どのWebサイトでも設置されています。
Webサイトに投稿した情報を簡単に他人にシェアできて、情報が拡散できるというのは、 広報活動の大きなメリットです。

しかし、いざシェアボタンを設置しようとすると、それぞれのサービスによって設置方法が違うし、とても面倒な手順を踏まないといけません。

今回は、ShareThisという海外のサービスを利用し、簡単にシェアボタンを設置できる方法をお伝えします。

1.ShareThisを表示し、「Get the code - it's free!」を選択


2.「Choose a Platform」で「Website」を選択


3.「Select a Style」でお好みのシェアボタンデザインを選択


4.「Sharing Buttons」または「Other Social Plugins」からお好みのボタンを選択し、ドラッグアンドドロップで「Selected Services」に移動


5.ここでユーザ登録を求められます。ユーザ登録をします。


6.シェアボタン設置に必要なコードが生成されます。


①のコードをコピーして、シェアボタンを表示させたいところにコードを埋め込みます(HTMLの編集です)。

②はシェアボタンを設置したページのHTMLの<header>~</header>の間に埋め込むコードです。

これで設置したページを表示させて、シェアボタンが表示されれば完了です。

もし、自社WebサイトをWordPressで運用している方は、プラグインで「ShareThis」というものをおすすめします。
今回のようなコードの貼り付けなどは不要で、管理画面から設定ができます。
2014年10月4日土曜日

新しい形の寄付サービス:Dollar a Day


世界では、雨後の竹の子のように毎日新しいWebサービスが生み出されます。
私はそういう新しいWebサービスやアプリを試すのが好きなので、毎日確認しています。

今日は、10/2に始まったばかりのDollar a Dayというサービスを紹介したいと思います。

https://dollaraday.co/

Dollar a Dayとは文字通り「一日一ドル」という意味で、毎日一ドルをランダムで選択される非営利組織に寄付されるというサービスです。

クレジットカードから毎月頭に30ドルが引き落とされて、一か月間毎日どこかの非営利組織に寄付されるそうです。
寄付された非営利組織がどんな組織なのかは、毎日Eメールで届きます。

このサービスの素晴らしいところは以下の3つです。

寄付したいけど、どこに寄付したらいいか分からない人が寄付できる
正直、寄付はしたいけど、怪しい団体かどうかを自分で見極めるのは面倒だし、かといって怪しい団体に寄付をしてしまうのは、なんか嫌だし、という方は沢山いると思います。

そういう方には、Dollar a Dayがしっかりしたリサーチの元、法律で認定されていて、社会に対して大きな価値を見出そうとしている団体を探し出してきてくれます。

もちろん寄付した日は、その団体の詳細なプロフィールがメールで送られてくるので、寄付後に自分で検索することもできます。

いつでも止められる
毎日来るメールのリンクを押せば、いつでも止めることができます。
その時点で30ドルを支払っていれば、残りは寄付に回されますが、それで終わりです。

世の中には沢山の社会を変えようとする団体があることを知ることができる
私はこれが一番大きいと思います。
このDollar a Dayが寄付先を「教育」「健康」「経済発展」「芸術」「環境」「人権」の分野から選択するそうです。

もちろん寄付先団体のミッションはそれぞれ違うので、世の中にはこんなに沢山の社会課題があって、こんなに沢山の人たちが解決に奔走しているんだということがわかります。

寄付をすると、社会の見方が変わります。
社会課題に目が行くようになるし、自分はどの分野に関心があるのかというのが分かってきます。


実は、寄付をしなくてもEメールは受け取れるんですね。
Webサイトの「 Get the email for free 」をクリックして、メールアドレスを入れれば、入力完了です。

もちろん全て英語ですが、平易な英語で説明されているので、読みやすいし分かり易いです。

こういうサービスが日本でも出てくれば、もっとおもしろくなるのになぁと思います。


私がこのサービスを知った直後にTech Crunchで記事が出ていました。さすが!

参考:Kickstarterの会長Perry Chenが非営利事業を支援するDollar A Dayを立ち上げ
2014年9月23日火曜日

世界中の他人に朝起こしてもらうアプリ:Wakie


8月末くらいからアメリカのTwitterや色々なソーシャル系のメディアで露出しているものの、まだ日本であまり記事として見かけないアプリがあります。

実は、まだiPhoneアプリがないため、チャレンジで来ていないのですが、 AndroidやWindows Phoneアプリは既にあります。

簡単に言うと、全く知らない、世界のどこにいるかも分からない他人が、朝あなたを起こしてくれるというモーニングコールアプリです。

公式Webサイトはこちら


めっちゃ起こされたい!!そして起こしたいのです!


GIZMODEやMashableなどのアメリカのソーシャルメディアに強いWebサイトでは、使用感を伝える記事が揃ってきており、それがまた私の起こしたい欲求をかき立てます。

アメリカに住んでいる男性が、スペインに住んでいる男性に起こされたり、予定時刻の数分後にロシアから電話がかかってきたりするそうです。

これぞ、スマートフォンアプリ、ソーシャルアプリですよね。

私も朝一番にアメリカから電話がかかってきたら、絶対に起きる自信があります。

もちろん英語なので、朝の一番機嫌が悪いときに、英語で感謝を伝えないといけない、という罰ゲーム的要素があります。

それでも他人との共感性欲求が人一倍強い私は、これがiPhoneアプリで利用できるようになるのが、楽しみでなりません。

AndroidやWindows Phoneを使用している方は是非、使用してみて、感想を教えてください。

ちなみにiPhoneアプリは、現在Appleによる承認プロセスにあるらしいので、もうすぐ出ると思います。

2014年9月21日日曜日

自分の強みは、他人に探してもらうのがよい(ストレングスファインダーのすすめ)


最近、ストレングスファインダーという言葉をTwitterでフォローしている人がツイートしていて、なんだろうと思って調べてみました。

おそらく知っている人はかなり前からご存じなんだと思うのですが、今まであまり自分の個性や強みについて振り返ることがなかった私にとっては、全くなんのことだかわかりませんでした。

ストレングスファインダーって名前は何か強そうですよね。
合体ロボ的な戦隊もののような雰囲気を感じさせます。

日本語に訳すと、「強み」「探す人」。自分の強みを探してくれそうです。

そうやって色々調べてみると、どうやら、200問近い質問に回答すると34のタイプから、自分の強みと評価されるタイプを5つ教えてくれるサービスであるということがわかりました。

普段、自分の弱みや欠点やコンプレックスは強く意識するのですが、自分の強みなんて考えたこともなかったので、とても興味深いテストです。

なんと1000円くらいで受験でき、すぐに強みを教えてくれるサービスのようだ、と分かってからすぐに受験することにしました。

ストレングスファインダーの受験に興味がある方はこちらへ!

そして私の強みを今日は大公開しちゃいます。


内省

共感性

成長促進

調和性

収集心


おー当たってる!
私は一人の時間が好きな割に、協調性があるタイプなんですね。

「内省」というのは、一人で深く物事を考えるタイプらしいです。
「共感性」や「調和性」というのはみんなと一緒に何かをするのが好きなタイプで、意見の衝突や喧嘩を避けるタイプのようです。


今まで、一人で過ごす時間が多く、自分の意見を強く主張しない自分をネガティブな捉え方をしていたので、それが強みですよ、と提示されたことに最初は正直戸惑いました。

その後、より深くストレングスファインダーの仕組みや生活への適用方法を知るために以下の本を読んでみました。

この本には、弱みを補完するよりも強みを伸ばす方がいいですよ!と断言しています。
確かにその意見はとてもよく理解できるものなんですが、なかなか自分の弱みをそのまま受け入れて、強みだけを発揮するのって難しいですよね。

企業の人事評価制度だったり、教育制度ってどちらかというと弱みを補完しなさい!っていうスタンスの方が多く、強みを伸ばしなさい!ってあんまり言いませんよね。

この本も、テスト自体もアメリカ発祥なので、自由の国特有の文化的背景はあるのかもしれません。
ただ、客観的に自分の強みを評価してくれるというのは、自分を勇気づけるし、意識してその部分を発揮しようと思わせます。

是非、ご興味ある方は受験してみてください。


ちなみに、私の妻にもこれを受験してもらったら
5つの強みのうち、3つが一緒でした。

34もある強みのうち、3つが同じってなかなかすごい確率です。

夫婦ってお互いの欠点をうまく補完しあうカップルと、同じ価値観を共有するカップルがいると思います。
うちの場合は、後者なので、このテストの結果もものすごく納得のいく結果でした。

もしかしたら、このテストを結婚前のカップルが受験することで、お互いの相性や関係性がはっきりしてくるのかもしれません。
2014年9月14日日曜日

新ITシステム導入におけるユーザーの悲嘆の5段階


新しいITシステムを導入する、既存のITシステムを新しいものに入れ替える場合、既存業務フローの流れを変更したり、マニュアルを作り直したりする必要があると思います。

経験上、新ITシステムを導入するときは、それらを利用する社員、職員、従業員の方々は、まるでスマートフォンの新機種が出た時のような反応をします。

一定数のアーリーアダプターは導入に積極的でむしろ遅すぎるくらいの反応をしてくれる一方で、既存のシステムを活用している方は、導入に否定的になります。

賛否両論ある中でも、情報システム部門の選択と経営者の意思決定によって決まった新システムは、できるだけ利用者全員がハッピーな状態で導入しなければ、その効果を最大化できません。

しかし、ビジネス上の決定だからといって、論理的で左脳的な判断のみで導入しようとしても、そこには利用者の感情が伴うので、その感情を汲む必要があります。


NTENのサイトで「どのように新システムを導入するか」という動画が公開されており、スピーカーがユニークな説明の仕方をされていたので、私の意見を踏まえて説明します。


エリザベス・キューブラー・ロスは、1969年の著書「死ぬ瞬間」で死の受容プロセスとして「悲嘆の5段階」というものを公開しています。

新システムの導入を受け入れることは、死と比べると小さい壁ですが、そこには心の障壁を取り払っていくための似たようなプロセスが存在します。


第1段階「否定 - Denial」
「新しいシステムなんて必要ない。今ので十分業務は回っているじゃないか?」
「古いシステムも使いこなせてないので、新しいシステムなんか使えない!」

まずは、こういう声が聞こえてきます。新システムに対する否定的な意見ですね。

これには、トップの意思決定を明確化することで対応します。

組織のトップが、「なぜ」「どういうプロセスで」新システムを入れ替えるに至ったか、というのを全従業員に周知します。

組織のトップが明確な指針を示すことにより、経営判断の一つの手段として、このシステムを導入するんだという共通理解を持ってもらうことが必要です。

また、導入する側としては、トップの経営判断という大義名分を持って導入作業に取り組めるので、否定的意見をうまくかわしつつ、作業を進めることができるようになります。


第2段階「怒り - Anger」
「なんでこの忙しい時期に新しいシステムに切り替えるの?」
「こんな面倒臭いシステム使えっこないだろう!」

否定をかわされた方は、怒りに任せます。

これには、具体的な導入プロセスを明示することで対応します。導入前から導入プロセスの情報を積極的に公開します。

例えば、いきなり公開直前にマニュアルを提示するのではなく、導入決定直後に新システムのパンフレットレベルの概要やカタログスペック、導入スケジュールを事前に提示します。

また、キーマンがこの段階にいる場合は、積極的に導入プロセスに参画させましょう。

システム選定時に参画できれば、それが一番いいでしょうし、それが無理でも導入プロセスで部門の導入担当者にする他、会議に出席してもらう、などして巻き込みましょう。


第3段階「取引 - Bargaining」
「分かった。じゃあ新システムを使うから、昔のシステムを使ってもいい?データは両方に入れるから」
「私の業務は例外扱いにしてもらってもいい?理由は・・・・だから」

怒りが通じなかった場合は、取引をします。

新システムを受け入れるという重荷は背負うので、代わりにこれは許して!というものです。ここまで譲歩したんだから、そちらも譲歩しなさいよ!というスタンスです。

これには、社内規程を設定し、従ってもらうようにしましょう。

ここで社内規程というのは、社内における法律のように従業員は従う必要があり、場合によっては罰則規定もあるようなポリシーやルールのことです。

そういうものが組織の中にあれば、どんどん活用しましょう。社内で仕事をする以上、新システムを使用せざるを得ない、そうしないと業務が回らなくなるようなルールに変更していきましょう。


第4段階「落胆 - Depression」
「なんかやっぱり古いシステムの方が良かったなぁ・・」
「古いシステムが懐かしいなぁ・・」

この段階になると、既にルールが決まり、導入が始まっている段階です。
実際に新システムを使用している中で、旧来のシステムへの懐古が始まります。

使いにくいなぁ・・・やりにくいなぁ・・・

そこで必要なのが、厳然たる事実です。
つまり、新システムにしたからこれだけ数字が良くなった、効率化指標を上回った、という導入を肯定する事実を公表しましょう。

ビジネス上のインパクトがあり、利益が上がり、個々人の評価につながっていることを実感してもらうことで、新システムを使用するモチベーションを上げてもらいましょう。


第5段階「受容 - Acceptance」
ここまで来ると、新システムが導入し、社内業務の中でうまく回っている状態です。
もはや昔のシステムに戻ることができないし、新システムがない業務処理はできない状態です。

ここで初めて、新システムが導入されたといえるでしょう。

もちろん、受容という言葉が表すように全員が満足した形で受け入れているわけではありません。押し切られた、と感じる方もいるかもしれません。

そういう方々のフィードバックは積極的に受けましょう。次の新システム導入時の参考になります。


いかがでしょうか?

私は仕事として新しいシステムを常に提案し、お客様の経営判断を促し、システムを購入してもらう立場にあります。

昔は、システムを売れればOKというビジネスでしたが、今は導入の過程で一緒に汗をかき、アフターサポートまで行う必要があるため、新システムを導入する立場の方たちの御苦労は非常によくわかります。


新システムを導入する場合は、どの担当者も同じ悩みにぶつかります。それが上記の5段階なのです。みなさん同じ悩みを持ちながら、日々の導入作業を行っているのです。

新システムの導入という、業務のIT化は必ずビジネスに大きな影響を与えるので、ぜひ頑張っていきましょう!

2014年9月13日土曜日

団塊の世代はどのようにインターネットを利用しているのか




インターネットを使い、オンラインで買い物をするというスタイルは、私たち20代30代の消費行動であると捉えられがちです。

しかし、今回のTechImpactのブログでは、団塊の世代以上の方が、インターネットを駆使し、オンライン上での消費行動をとっている、という研究結果を発表しています。

寄付のお願いに関しても、FacebookやTwitterを使用するなど若い人に訴求するような戦略が見られますが、団塊の世代にも訴求できるオンラインでの広報活動というものが必要なのかもしれません。

年寄りはAmazonで購入しない、というのは大間違いで、うちの実家でも楽天で商品を買ったりしていますし、年配の農家の方々がホームページを作り、ネット経由で商品を販売しているというのも聞きます。

数として、若い世代よりも年配世代の方が多い上、一人あたりの貯蓄額も格段に違うため、これからのオンライン寄付のメインユーザーは、若者から年配世代にシフトしていくのかもしれません。



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オンライン寄付が2013年に活発になり、14%も上昇しました。
オンライン寄付による急激な収益の上昇によりファンドレイザーは、寄付市場がオンライン化してきていると再認識しました。

その結果、非営利団体はオンラインメディアを活用した広報やコミュニティーとの対話を計る必要が出てきています。

しかし、オンライン寄付の活用が叫ばれる中、数千から数百万ドルの寄付金が反故にされているのも事実です。

9月2日に発表された新しい研究によると、非営利団体は若い世代に注力しすぎて、団塊の世代やその上の世代との交流に時間を割いていないことがわかりました。

古い世代がインターネットを使わないというのは馬鹿けている話です。
この統計を見るとオンライン上での交流を、若い人たちから、団塊の世代の人たちに変えていこうとおもうかもしれません。


1.アメリカでは、1/3のインターネットユーザーが50歳を超えており、アクティブユーザーを代表する世代となっている

2.50歳を超えるアメリカ人の2/3は、インターネットでものを買っている

3.2012年、団塊の世代は週に27時間インターネットをしており、ミレニアル世代(1990年代生まれ)は週2時間である

4.50歳を超える成人の36%は自分のスマートフォンを持っている

5.アメリカにおいて、45歳以上の成人の34.7%はタブレットユーザーである
  2004年から2009年では、65歳以上のうちの55%がインターネットを使っている

6.55歳以上のうち2740万人がのうち1900万人がFacebookを利用している

7.50歳以上の成人は、オンライン上で平均70億ドル使用している

8.55歳から63歳までの成人の72%、73歳以上の47%はオンラインで商品を買っている


この記事は、TechImpactの抄訳記事です。
原典:How Baby Boomers Use The Internet

自己啓発本と思いきやスピリチュアルな世界の本だった


現在、書店で平積みされている「こうして、思考は現実になる」という本を読んだことはあるでしょうか?

私の妻が購入して読んでいたので、せっかくなので私も読もうと思い、読みました。

もともと有名な自己啓発本であるナポレオンヒルの「思考は現実化する」の意訳版とでもいうのでしょうか、同じような主張をしている本だろうなぁ、なんて思いながら読み進めていったのですが、なんとまぁとてもスピリチュアルなお話でした。

スピリチュアルといっても細木和子や江原啓之の本とは違うのですが、肉体とはエネルギーの塊である!とかエネルギーに祈るのです!という話がとてもよく出てきます。

この、本の冒頭に「釘の奇跡」という話があります。

これは、壁に釘で掛けてあったカレンダーを著者が引っ張ったせいで釘が取れ、どこにいったか分からなくなりました。
そこで彼女は「24時間以内に釘を私の手元に戻してください」と宇宙に祈るのです。

すると、朝目覚めたら、手の中に釘があった、という話です。

え~そんなことありえないやろ~という方々も沢山いらっしゃると思いますが、私もこれと同じような体験を小さい頃何度もしているのです。

私の場合は、例えば小学校の時とか、学校に提出しないといけないプリントが紛失することってよくありましたよね。
いくら探しても見つからなくて、途方に暮れた時はいつも、仏壇の前に座り「おばあちゃん、明日までに○○のプリントが必要です。 よろしくお願いします。というのです。

そうすると翌朝には必ず見つかりました。

当時は、おばあちゃんが天国から見てて届けてくれたんだ、と本気で思っていましたが、今考えると不思議な現象です。

しかし、実際に起きていた話なので、この「釘の奇跡」を小馬鹿にすることはできません。


この本では、実際にこのようなことを読者に経験してもらうため、9つの課題が出されます。
どれも上の話のようなもので、最初は半信半疑、いや無信全疑だと思います。

でもなんか読んでいるうちに、実際に起きたりするので、思考が現実化するのを目の当たりにします。

要するにネガティブな思考でいれば、行動も自然とネガティブになり、ネガティブなものを引き寄せてしまいますよ。という話なのです。

でもだまされたと思って一読させると、なかなか面白いと思います。
2014年9月10日水曜日

Googleフォームから自動返信メールを送る時のプログラム


ここでは、Googleフォームから自動返信メールを送る時に必要な、Google Apps Scriptの説明をします。

この記事の親記事はこちらから参照ください。


上に説明分があり、下に該当のプログラムがあるような流れで説明していきます。
    
  //------------------------------------------------------------
    // 設定エリアここから
    //------------------------------------------------------------


""の中がメールの標題になります。""を消さないように中を編集します。
  
    // 件名、本文、フッター
    var subject = "【お問い合わせ】お問い合わせ完了通知メール"; 


ここが本文の最初の部分になります。プログラムが最後まで実行されると、この上に「お名前 様」という文字が入ります。
ちなみに\nというのが改行です。\n\nであれば、改行2回(=一行あける)ですね。
「+」は文字列の連結を意味します。次の行につなげるという意味ですね。
なので、本文の出だしを編集する場合は、ここを修正します。1行足す場合は「+」から「"」までをコピーして次行に貼りつけます。

 
    var body
        = "この度は、お問い合わせいただきましてありがとうございます。\n\n"
        + "以下の内容にてお問い合わせいただきましたのでご連絡いたします。\n"
        + "---------------------------------------------------------------------------------\n";


ここが、本文最後の部分になります。署名などをここで設定してください。
自動で送信されるメールなので、間違って別の人のメールアドレスをフォームに入力してしまった場合は、このメールが全然関係ない人に送信されてしまいます。
その可能性を踏まえ「このメールに心当たりがない場合、・・・」の文言はあった方がいいと思います。
 
    var footer
        = "---------------------------------------------------------------------------------\n\n"
        + "何かご不明な点がございましたら、\n"
        + "本メールへの返信にてご連絡をお願い致します。\n\n"
     + "====================================================\n"
    + "  安藤 昭太\n"
    + "〒000-0000\n"
    + "東京都中央区中央1-1-1 第一ビル\n"
    + "TEL:03-3000-0000 FAX:03-3000-0001\n"
    + "====================================================\n"
        + "====================================================\n"
        + "このメールに心当たりがない場合、\n"
        + "どなたかが誤って貴方様のメールアドレスを登録された可能性がございます。\n\n"
        + "大変お手数ですが、このメールの中身を消さず、\n"
        + "「このメールに心当たりがない」旨を最上部に記してご返信ください。\n"
        + "登録内容を削除させていただきます。\n"
        + "====================================================\n";
  


ここが重要です!ここでは、項目名(どの列が何のデータであるか)を指定します。
例えば、NAME_COL_NAMEには名前をしている列の、項目名を入れます。例えば「お名前」ですね。
MAIL_COL_NAMEにはメールアドレス欄の項目名を、TIMESTAML_LABELには送信時刻の項目名を記述します。
 
    // 入力カラム名の指定
    var NAME_COL_NAME = 'お名前';
    var MAIL_COL_NAME = 'メールアドレス';
    var TIMESTAMP_LABEL = 'タイムスタンプ';



「admin」の""の中には、送信者のメールアドレスを設定します。このプログラムを登録する方のGmailアカウントを設定します。
「cc」と「bcc」にはそれぞれ必要に応じてメールアドレスを入力します。
「to」にはプログラムにより、上のMAIL_COL_NAMEに入ってくる送信先メールアドレスが自動的に入力されますので、ここでは何も設定しません。
 
    // メール送信先
    var admin = "test@gmail.com"; // 管理者(必須)
    var cc    = "";    // Cc:
    var bcc   = admin + ",test@test.com"; // Bcc:
    var reply = admin; // Reply-To:
    var to    = "";    // To: (入力者のアドレスが自動で入ります)

    //------------------------------------------------------------
    // 設定エリアここまで
    //------------------------------------------------------------



ここは何も変更を加えません。フォームから入力されたデータを1行取得する処理行です。
 
    try{
        // スプレッドシートの操作
        var sh   = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
        var rows = sh.getLastRow();
        var cols = sh.getLastColumn();
        var rg   = sh.getDataRange();
        Logger.log("rows="+rows+" cols="+cols);

        // メール件名・本文作成と送信先メールアドレス取得
        for (var j = 1; j <= cols; j++ ) {
            var col_name  = rg.getCell(1, j).getValue();    // カラム名
            var col_value = rg.getCell(rows, j).getValue(); // 入力値


ここは、「お名前」欄に入ってきた名前を「○○様」と加工し、本文最初に追加します。「○○さま」としたい場合はここを変更します。
 
            if ( col_name === NAME_COL_NAME ) {  //メール本文の最初に名前を入れる
                body = col_value+" 様\n\n"+body;
            }


ここは、送信先のメールアドレスを設定しています。変更はしないでください。
 
            if ( col_name === MAIL_COL_NAME ) {  //メールアドレス
                to = col_value;
            }


ここは、タイムスタンプという表示を「申込日時」に変更しています。
 
           if ( col_name === TIMESTAMP_LABEL ) { //タイムスタンプ⇒申込日時
                col_name = '申込日時';
            }


ここは、にゅうりょくされた全データを本文に追加していく処理です。変更の必要はありません。
 
            body += "【"+col_name+"】\n";
            body += col_value + "\n\n";
        }


最後に、本文冒頭部分(body)と本文最後部(footer)を連結しています。
 
        body += footer;


ここではGoogle関数に送信先情報を設定しています。変更不可です。
 
        // 送信先オプション
        var options = {};
        if ( cc )    options.cc      = cc;
        if ( bcc )   options.bcc     = bcc;
        if ( reply ) options.replyTo = reply;


最後にGoogle関数を使ってメールを送信する処理です。送信中にエラーが発生すると送信元にメールが送信されるようになっています。
 
        // メール送信
        if ( to ) {
            MailApp.sendEmail(to, subject, body, options);
        }else{
            MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームにメールアドレスが指定されていません", body);
        }
    }catch(e){
        MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームからメール送信中にエラーが発生", e.message);
    }



以上、自動返信メールを送る時にプログラムの説明でした。



Googleフォームに入力された内容を自動返信メールで送る方法


久しぶりに技術的な記事を書きます。

イベントの申し込みやアンケートなどでGoogleフォームを利用することがありますよね。
私もブログの問い合わせフォームをGoogleフォームで作っています。

ただ、他のイベントフォームにあるような自動返信メールを、Googleフォームで設定するのって少し大変です。

でも自動返信メールを付けたい!っていうご要望があると思うので、今回そのやり方をお教えします。

前提として、Googleアカウントにログインして、GoogleドライブにGoogleフォームからのデータを入力されたスプレッドシートがあり、実際に利用されているとします。


1.イベントフォームのデータが入力されるスプレッドシートを選択します

(フォームではなくスプレッドシートの方を選択してください)

 2.「ツール」-「スクリプトエディタ」を選択します

スクリプトエディタとは、Google Apps Scriptというプログラムを設定する場所です。

 3.初めて設定する場合は、以下のようなメッセージが出ますので「閉じる」を押します

4.以下のコードをコピーします

プログラム言語が分かる方向けですが、Google Apps ScriptはJavaScriptでGoogle関数が扱えるようになったものです。
そのため、中身はJavaScriptと同じルールで記載を変更いただけます。

このプログラムの詳細な説明は、こちらから参照ください。
    //------------------------------------------------------------
    // 設定エリアここから
    //------------------------------------------------------------

    // 件名、本文、フッター
    var subject = "【お問い合わせ】お問い合わせ完了通知メール"; 
    var body
        = "この度は、お問い合わせいただきましてありがとうございます。\n\n"
        + "以下の内容にてお問い合わせいただきましたのでご連絡いたします。\n"
        + "---------------------------------------------------------------------------------\n";
    var footer
        = "---------------------------------------------------------------------------------\n\n"
        + "何かご不明な点がございましたら、\n"
        + "本メールへの返信にてご連絡をお願い致します。\n\n"
     + "====================================================\n"
    + "  安藤 昭太\n"
    + "〒000-0000\n"
    + "東京都中央区中央1-1-1 第一ビル\n"
    + "TEL:03-3000-0000 FAX:03-3000-0001\n"
    + "====================================================\n"
        + "====================================================\n"
        + "このメールに心当たりがない場合、\n"
        + "どなたかが誤って貴方様のメールアドレスを登録された可能性がございます。\n\n"
        + "大変お手数ですが、このメールの中身を消さず、\n"
        + "「このメールに心当たりがない」旨を最上部に記してご返信ください。\n"
        + "登録内容を削除させていただきます。\n"
        + "====================================================\n";
  

    // 入力カラム名の指定
    var NAME_COL_NAME = 'お名前';
    var MAIL_COL_NAME = 'メールアドレス';
    var TIMESTAMP_LABEL = 'タイムスタンプ';

    // メール送信先
    var admin = "test@gmail.com"; // 管理者(必須)
    var cc    = "";    // Cc:
    var bcc   = admin + ",test@test.com"; // Bcc:
    var reply = admin; // Reply-To:
    var to    = "";    // To: (入力者のアドレスが自動で入ります)

    //------------------------------------------------------------
    // 設定エリアここまで
    //------------------------------------------------------------

    try{
        // スプレッドシートの操作
        var sh   = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
        var rows = sh.getLastRow();
        var cols = sh.getLastColumn();
        var rg   = sh.getDataRange();
        Logger.log("rows="+rows+" cols="+cols);

        // メール件名・本文作成と送信先メールアドレス取得
        for (var j = 1; j <= cols; j++ ) {
            var col_name  = rg.getCell(1, j).getValue();    // カラム名
            var col_value = rg.getCell(rows, j).getValue(); // 入力値
           
            if ( col_name === NAME_COL_NAME ) {  //メール本文の最初に名前を入れる
                body = col_value+" 様\n\n"+body;
            }
            if ( col_name === MAIL_COL_NAME ) {  //メールアドレス
                to = col_value;
            }
           if ( col_name === TIMESTAMP_LABEL ) { //タイムスタンプ⇒申込日時
                col_name = '申込日時';
            }
            body += "【"+col_name+"】\n";
            body += col_value + "\n\n";
        }
        body += footer;

        // 送信先オプション
        var options = {};
        if ( cc )    options.cc      = cc;
        if ( bcc )   options.bcc     = bcc;
        if ( reply ) options.replyTo = reply;

        // メール送信
        if ( to ) {
            MailApp.sendEmail(to, subject, body, options);
        }else{
            MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームにメールアドレスが指定されていません", body);
        }
    }catch(e){
        MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームからメール送信中にエラーが発生", e.message);
    }

5.コピーした内容を以下のように貼り付け、保存ボタン(フロッピーのアイコン)を押します

function myFunction() { の下に貼りつけます。

 6.プロジェクト名を入力します(任意の名前でOK)

プロジェクト名はなんでも結構です。このプログラム全体の名前になります。

7.「リソース」-「現在のプロジェクトのトリガー」を選択します

トリガーとは、フォームが送信された時に自動的にプログラムが実行されるようにするための設定です。

8.「トリガーが設定されていません・・・」を選択します

9.実行「myFunction」、イベント「スプレッドシートから」、「フォーム送信時」を選択し、「通知」ボタンを押します

ここで、スプレッドシートで、フォームが送信された時に、プログラムが実行されるように設定します。

10.「メール(・・・)経由」、「今すぐ」を選択し、「OK」ボタンを押します

プログラムが実行された時(=メールが送信された時)にエラーが発生した場合のエラー報告動作を設定します。

11.「保存」ボタンを押します

12.「続行」ボタンを押します

自分が作ったプログラムを実行するために、管理者(ユーザー)の承認が必要になります。

13.「承認する」ボタンを押します


ここまでで設定は終了しました。

あとは、フォームからテストデータを入力をして、送信してみましょう。

例えば、こんな感じでデータが入力されたします。

そうするとこんな感じでメールが来ます。
データの入力ミス(メールアドレスがないなど)や設定にミスがあった場合、設定した人のアカウントにエラー内容が記載されたメールが送信されます。

その内容を見て、設定を修正してください。

2014年9月9日火曜日

結婚生活はマネジメントである



最近読んだ本で、結婚生活というのはマネジメント(組織経営)である、という内容の本が多かったので、うちでやっているマネジメント手法を書いてみたいと思います。

私のうちでは、3ヵ月ほど前から、「家族未来会議」というのを月に一度やっています。

もともとは、NPO関連のイベントでお会いした加藤たけしさんのご夫婦がやっている「夫婦未来会議」というのにインスパイアされ、簡単に言うとパクせてもらいました。

夫婦未来会議の記事はこちら

それまでは、何となく夫婦生活を過ごしていたのですが、この家族未来会議でしっかりお互いの今後を見据えて、それをタスクに落として実行するという、結婚生活PDCAを回し始めたところ、二人の生活の質が向上し、なんか色々なことをやるようになりました。

具体的に言うと、第1回目で、お互いの5~10年先の「ありたい姿」を共有し、議論しました。

その後、「ありたい姿」と「現状」のギャップを洗い出し、今やるべきことをタスク化してToDoリストに登録し、実行することにしました。

ToDoリストのアプリはこれを使って、夫婦で共有しています。

このアプリ、私がタスクを消化すると、妻に消化された旨の通知がいくのです!

例えば、私のタスクの一つに「体重を計る」 というのがあります。
これは毎日やるタスクで、目標は当たり前ですが減量することです。

これをやっていないと、私が体重計に乗っていないことが妻にばれるので、毎日体重計に乗る訳です。
これをやり始めて、なんもしてないのに少しずつ体重が減ってきています。

「今日体重計乗ってたね」なんていう会話が夫婦で発生するわけなので、自然と体重の話、健康の話などを夫婦でするようになるのです。

もちろん妻のタスクも、消化してアプリでチェックを入れたら、リアルタイムに私のスマホに「○○がチェックされました」 っていう通知がきます。

お互いを束縛しているように聞こえますが、当人同士はゲーム感覚でこれを楽しんでいる感じです。


次の月にまた「家族未来会議」を行い、この一か月のタスクの消化状況や「ありたい姿」の確認、ギャップの確認と見直しを行い、新しいタスクをまた増やしていくのです。

そうすることで、例えば夫婦で英会話をやっているのですが、3カ月経った今でも二人とも継続的に英語を勉強しているし、色々試行錯誤をし、会議中に相談するので、だんだんブラッシュアップされていっています。

具体的には言いませんが、3ヵ月も経つと色々成果がでてきていて、ぜひこれは皆さんにお勧めしたい結婚生活マネジメント手法です。


この間、東京駅の丸ビルのソファーに座っていると、隣の派手めの若い女の子2人がこういう話をしていました。

A:「家族会議で親に話すと私の将来のために何をする必要があるかアドバイスしてくれるよ~」
B:「いいなぁ~親がちゃんと話聞いてくれるなんて~」

結構やってる家族がいるんだなぁと盗み聞きしながら、興味深く聞かせてもらいました。
Aさんの家族はBさんのところよりも、仲が良いようで、家族の信頼関係もしっかり構築できているような感じがしました。


最後に結婚生活マネジメントについて、とても参考になる本をご紹介します。

読んでいませんが、こちらも結婚生活のマネジメントで有名な本です。

昔聞いた英語の格言に「家庭をビジネスのように運営してはならない」というものがありますが、私のうちでは、ある程度ビジネスのように運営する方があっているような気がします。

「家族未来会議」の導入支援が欲しい!という人は私までご連絡ください!ノウハウは全て共有します!!

2014年9月5日金曜日

ミレニアル世代が活用するTwitterの4つの事実


最近Twitterを積極的に活用しています。
2009年にアカウントは作ったものの、どちらかというと人のを読む方で自分から積極的に発信することはしていませんでした。

このブログを初めて、Twitterも使うようになり、ようやくその使い方やTwitterが持つパワーを知ることができるようになりました!

でもまだまだFacebookとかに比べると楽しめている感が少なく、突然知らない人から連絡が来るのにはビビってしまいます。

なかなかリアルな友達が少ないというのが問題ですね。
Twitterもやってるよ~という人は是非@shotaandoをフォローしてください!!


今回は、若い世代がどのようにTwitterを活用しているかというお話です。
それでは、どうそ!


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※ミレニアル世代とは、1990年代から2000年代初頭に生まれた若者たちのことです。

ソーシャルメディアは今やミレニアル世代とつながるための最良の手段であることは言うまでもありません。

26%のミレニアル世代は積極的にTwitterを利用し、59%がアカウントを持っています。Twitterは世界で最も広がっているソーシャルメディアなのです。

ここでは、ミレニアル世代がどのようにTwitterを使用しているかをTwitter社が分析し、4つの事実にまとめています。


1.ミレニアル世代はスマホを見るたびにTwitterをチェックしている

Twitter社によると、80%のミレニアル世代が1日1回、スマホからTwitterにアクセスしています。
また、15%が1日10回以上チェックしています。

これは、スマホを見るたびにTwitterをチェックしていると言えます、

タイムラインをチェックしているだけでなく、60%は1日1回はツイートしています。
これは、誰かと会話がしたいだけではなく、タイムラインについていきたいという意思の表れでもあります。


2.ミレニアル世代は退屈しのぎのためにTwitterを使用している

様々な理由はあるのですが、半分以上のユーザーが退屈をしのぐためや面白いネタを探すために使用していると言っています。

驚くことにその82%が面白いネタを見つけたら、リツイートし、60%はTwitterから面白ネタを得ています。

Twitterを戦略的に使用するなら、面白ネタを提供しなければいけません。そうすれば82%の人がシェアしてくれることになります。


3.ミレニアル世代は、ライブイベントにTwitterで参加する

Twitter社の研究によると、71%の回答者がイベント中にツイートすることが、そのイベントをより楽しむための方法であると回答しています。
また69%の人が、イベント中にハッシュタグをフォローしているといいます。

この事実は、ソーシャルメディアの重要性を知った上で、イベント中にリアルタイムツイートをしなければならないということです。


4.ミレニアル世代はTwitterを通して自分のストーリーを語る

56%の回答者が、Twitterにリアルタイムの彼らの生活をシェアしていると言っています。

ハッシュタグを提供したり、質問したりして彼らのリアルな生活をよりシェアしてもらえるように対応する必要があるということです。


この記事は、TechImpactの抄訳記事です。
原典:4 Facts About How Millennials Use Twitter
2014年9月2日火曜日

うまく謝るために大切な5つのこと


「謝る」ということって仕事や家庭でよくある光景なのですが、あまり「どのように謝るか」っていう話って聞かないですよね。

たまたまFacebookのタイムラインを見ていたら、TIMEが面白い謝罪に関する記事を載せていたので、抄訳してみました。

抄訳しながら感じたのは、こういう考えを持ちながら謝ってくる人は、許したくないな笑、っていうことでした。

 ちなみに私が謝罪について非常に学んだのは、ブラック企業のすき家でアルバイトをしていた時です。

理不尽なお客さんいっぱいいるし、アルバイトリーダーだった私が店舗を代表して謝るという機会に恵まれていたので、いかに謝罪すれば効率的に客が矛を収めるかというのを学びました。

そういう意味では、五つ目は非常に共感できます。

理不尽なお客さんに対しては、卑屈なくらい謝ると、罪悪感を感じて許してくれるというのを肌感覚で知っていました。

前置き長くなりましたが、ぜひご一読を!


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うまく謝ることは未来に大きな違いを生みます。
お金で解決するのではなくも、謝罪してほしいと感じる人もいます。

では、専門的な研究による「うまく謝る方法」というのはどういうものでしょうか?

一つ目

あなたが思う、あなたのミスについて謝ってはいけません。
「彼ら」が思う、あなたのミスについて謝らなければなりません。

自分が絶対正しいと感じることに対して謝ってくれることが、「彼ら」にとっては一番気分がいいのです。

二つ目

謝罪の研究をしているAaron Lazareによると、効果的な謝り方は4つのパートに分かれます。

1.あなたがやらかしたことに関する理解
2.発生した事実に対する説明
3.良心の呵責の表明
4.できる限りの埋め合わせ

研究結果はこう指摘します。

敵対する「彼ら」に対し、事実を的確に理解し、言葉を用いないで受け入れ、埋め合わせをするときに、極めてうまく関係を取り戻せます。

三つ目

タイミングが重要です。早ければいいものではありません。
「聞いてくれている」、「分かってくれている」という感覚が重要です。

だから、タイミングをずらした謝罪がより満足度を高めます。

研究結果によると、「謝るタイミングと結果の満足度は、互いに関係しています。謝罪が遅れると、より高い満足度を示す。」そうです。

統計的なテストでは、謝罪が遅れれば遅れるほど、「彼ら」は聞いてくれている、分かってくれていると感じる、と示しています。

時間がかかれば、それだけ聞く耳と理解の機会を得ることができます。

四つ目

わざとミスをするなら、謝らない方がいいことは明白です。
わざとやった後、謝罪をすると、事態をより深刻にします。

謝罪は、意図的なミスに対しては全く意味を持ちません。
その状況で謝罪することは、何もしないのに比べて、より制裁の意味を強めます。

五つ目

「彼ら」はあなたの謝罪を受け入れていませんか?
少しだけ罪悪感を感じさせることが、結構効果的です。

「彼ら」がミスをした時を彼ら自身が思い出すと、謝罪を受け入れ、許してくれることがあります。

研究の被験者は、ミスをしたことを思い出す状況におかれることで、同じ被験者からの謝罪を受け入れ、ミスを許したのです。

最後に

もちろんこのリストをあまり活用しないに越したことはありません。
しかし、これを頭の隅に置き、必要となる機会に活用してもいいかもしれません。

専門的な研究では、警察に謝ることが違反切符から逃れる一つの方法である、ということも示しています。

この記事は、TIMEの抄訳記事です。
原典:5 Key Components of a Good Apology

2014年8月29日金曜日

自信を作り出す4つの超簡単な方法

 
「自信をつける」というのは人間の永遠のテーマかもしれません。

私もどちらかといえば自信がない方で、内向的な部分が多くあります。

自信に満ち溢れた人を見ると、うらやましく思いますし、人生楽しそうだな、それでいて私は・・・とネガティブな気持ちになることもあります。

自信たっぷりの人も全然そうでない人も、一面的に見るとそうですが、みんな自信のない部分を抱えながら生きているんだと思います。

今日は、TIME誌の記事です。

アメリカ人だってみんな外交的で自信満々ではないんですね。自信がなくて内向的で悩んでいる人だって沢山いるんだな、ってこの記事を見て思いました。



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自分をうまくだまして高めなさいと専門家はいいます。

自信は、キャリアを押し上げるうえでとても大切ですが、多くのアメリカ人が自分の仕事や自国の経済について自信を失っています。

そういう時は、自分をだませばいいのです。
どうやってやればいいか?ここに専門家からのアドバイスがあります。

ずうずうしくあれ

マーケティング会社の創設者であるTom Hayesはこういいます。

「自信は、能力とは関係ない。能力があるが自信がない人もいれば、自信があるのに能力がない人もいる。」

ある研究では、「人間は、立場や責任の有無にかかわらず、自信ある雰囲気をまとう人たちに無意識に従う」といいます。

もちろん最初は苦しいかもしれないが、あなたが自信を持ち、ずうずうしくなり始めれば、同僚は「この人には自信とリーダーシップがある」と認識してくれるのです。


空き時間にリーダーとはどうあるべきかを勉強する

「あなたはそう感じていないかもしれませんが、自信をまとうための正しい方法は、それを長続きさせます。」と人材会社のCEOであるHeidi Golledgeは言います。

「社員が休日に勉強会に参加したり、最新のマネジメントや技術の本を読んでいるプログラマーが週末に関連するイベントに参加したりすることで、彼らはその産業のリーダーになっていく」


それか、全くやらない

「仕事とは全く関係ないスポーツや趣味を休日にやることでも、キャリアに対する自信によい影響を与えます。」とGolledgeは言います。

例えば、あなたはデータベースの管理者だとして、アート教室に参加したいならば参加しましょう!
そして職場に戻ったら、好きなことをやっている自分を思い出して、自信を取り戻しましょう。


やる内容を集中させる

あなたが内向的な人なら、自分に嘘をついて自信があるように振る舞い、いつもオン状態なのは疲れるでしょう。

ハーバードビジネスレビューのブログで、Dorie Clarkは「TO-DOリストを人と会う作業、人と会わないでいい作業に分ければ、毎日のように自信あるかのように振る舞って社交的である必要はなくなります。」といっています。

「仕事を一まとめにすると集中でき、社交的な時間と自分自身の時間を行き来できるようになり、人と会う時もベストな状態でいられます。」

人と会わない時間を集中して作ることで、次の社交性が必要な仕事のためのリフレッシュ期間となるのです。

この記事ははTIMEの抄訳記事です。
原典:4 Extremely Easy Ways to Fake Confidence
2014年8月28日木曜日

家事ハラスメントという問題


家事ハラスメント(略して「家事ハラ」という言葉を聞いたことがありますか?

もともとは以下の本が作った新語のようです。


より簡単に説明すると以下のような定義になるそうです。


「男女の家事シェアを促進する」という趣旨で、意欲はあるものの夫の家事がうまくできていない現状を顕在化させる広告表現として‘家事に対する何気ないダメ出し’のことを「家事ハラ」とネーミングして使用しております。
引用:妻の家事ハラ白書


上記を引用したへーベルハウスの「妻の家事ハラ白書」では、以下のキャッチコピーで家事ハラの実態を説明しています。


お皿洗いありがとう。一応、もう一度洗っとくね。


あなたがたたむとヘンな跡がつくの。


いいのよ、頼んだ私のミスだから。


結婚している男性なら、一度はこんなこと言われたことあるんではないでしょうか?
また結婚している女性なら、一度はこれを言ったこと、口に出してなくても感じたことはあるんではないでしょうか?

調査によると、家事ハラを受けたことがある男性[夫)は全体の約7割。

56%の女性(妻)が、家事が不器用な夫に対して我慢を心がけているそうです。


私の家の場合、妻から家事ハラを受けたことは一度もありません。
私がやる方法について妻は何も言いません。

しかし、子供がいて共働きしている家庭なんかは、お互い休まる時間が少ないし、追い詰められて不意に相手を傷つけることを言ってしまうのかもしれません。


私の家で実践している、というか自然とそうなっているのが、基本的に家事はどちらでも一貫してできる状態になっているということです。

分担という考え方がなく、時間がある方がやれることをやる、ということにしています。

分担すると家事ハラが起きやすくなると思います。

例えば洗濯は妻がやっているとします。
でもある日、妻が用事で洗濯できなかったときに代わりに私がやるとします。

でも普段やってないせいで、洗剤の置き場所は分からないし、どの服は乾燥機かけたらいけないか、脱水したらいけないかわからなくなります。

そうすると、妻に電話して聞かないといけない、妻は「何でそんなこともしらないの!」ってなる、家事ハラが起きる、というストーリーが容易に想像つきます。


端的に言うと、家事を属人化させない。


以下の本に一緒に住む彼女に対して「僕に(家事の)裁量権をください」という部分があります。

著者の駒崎さんは、 男性が家事を楽しくやるためには、「家事をマネジメントする」というビジネスライクな観点を入れるとうまくいく、と言っています。


家事にも裁量権を持って、自分がマネジメントする気概を持って取り組めば、男性もしっかりいい評価を受けるようにやるんだと思います。

ちょっとゴミだしだけやって、とか時々皿洗いして、ではなく、もっと上流のスタートの部分から任せることが肝要なんです。

家事ってほんと奥が深くて、やればやるほどその面白さが理解できるものだと思います。
しかし、誰だって最初は初心者で不器用です。

それを温かく見守る期間があればこそ、人は上達していくんだと思います。


参考:妻の家事ハラ白書
2014年8月27日水曜日

子供がいない私が子供のいる友人に学んだ子育てに必要な5つのこと


先日、フィリピンから私の友人が東京に遊びにきました。
彼女とは2001年からの付き合いで、何でも話ができる外国人の友人の一人です。
とても仲がいいからこそ、突っ込んだ話もできるし、センシティブな話題も話すことができます。

その友人には6歳の娘がいて、彼女も一緒に日本に来ていました。
彼女は6歳の割には、考えがしっかりしていて、英語は完全に自分を表現できるくらいに使え、旅行にありがちな「しんどい」とか「いやだ」とかも言わず、大人と一緒に行動します。

そしてなにより、とても人懐っこくフレンドリーです。
母親が誘拐を心配するくらい、誰にでもついていくそうです。


母娘ともに日本以外にない東京ディズニーシーに行きたいということで、私が引率していきました。

彼女は、率先して色んな乗り物に乗りたがるし、長い距離を歩くのも苦ではないようだし、長い待ち時間も静かにおとなしく待ちます。

パーク内のマーメイドラグーンには、プレイグラウンドという、よくデパートにある広い遊び場と同じような場所があります。
そこには、おもちゃが沢山置いてあって、子どもたちが取り合いをしたり、一緒に使ったりして遊んでいる間、大人たちは周りで休憩できる場所です。

そこで彼女は、英語しか話せないにもかかわらず、積極的に子供たちの輪の中に入っていき、コミュニケーションを取りながら、一緒に楽しそうに遊んでいます。

時々、「How do you say xxxxx in Japanese?」と私に聞いてきます。
おそらく彼女の中で英語でうまく伝わらなかったら、日本語で伝えようと思うのでしょう。
私は簡単な日本語を教えると、また嬉々として輪の中に戻っていきます。


友人と話せる時間があったので、どうやってこんな高いコミュニケーション能力をもった、非常に大人しい子どもを育てることができるのか、尋ねてみました。

その話がとても学びのあるものだったので、以下の5つにまとめてみます。


1.許容する(Be patient)

一番最初に言われたのがこれです。
子どもを頭ごなしに叱り、命令するのではなく、許容するということ。

例えば、パーク内では、何時頃にここでファストパスを取って、何時にここでご飯を食べて、何時にショーが始まるから何時頃に出てって計画すると思います。

でもそれって大人の事情で、彼女には関係なく、彼女は目に入るもの、興味をひくところへ行き、ライドに並びます。

私は、「も~~!」ってなるのですが、母親である友人はならないのです。
逆にYou have to be patient when you have a child.とたしなめられました。

他の子どものいる家族を見ると、お母さんが手をひっぱったり、中にはわがままを言う子供をたたいている親も見かけました。
夢の国でそれはないだろう、と思いましたが、結構みかけます。


親に許容されるというのは、子どもとしては自己肯定感が身に付くと思います。
また、行動した結果は自分が原因だと感じると、 責任感も身に付きます。

自己肯定感や責任感があると、知らない人たちの輪にも入りやすいし、フレンドリーでいられます。

親にとっては、非常に大人ぶりを試される部分ではありますが、許容する、というのは子供を育てるうえで大事なファクターだと思います。


2.対等な立場で理由を聞く(Are you sure?)

彼女は時々わがままをいいます。
たとえば、お土産売り場で「このペンが欲しい!」というと、友人は、「今この色のペン持ってるよね?」とか「近所でも買えるわよ」、「どうして欲しいの?」と矢継ぎ早に彼女に質問します。

彼女はペンがなぜ欲しいのか、母親にプレゼンをし、説得しようとします。
もちろん説得できず、逆に説得されてしまえば、彼女は買うことを諦めます。
泣いたりわめいたりするのではなく、淡々と諦めます。

これは、頭ごなしに否定したり、親の指示に従わせたりせずに、子供を一人の人間として扱い育てる、という大きな意味を持つと思います。

何があっても Are you really sure? と聞いて娘に考えさせるのは、大人からすると時間を取られるし、面倒臭いことなのですが、一人の人間として扱うというのは、子供の「自分で考える力」を養うのにとてもいい方法だと思います。


3.他人に預ける(Hire nanny)

彼女は時々ベビーシッターに預けられるそうです。
親が仕事で忙しいときでなくても、例えば夫婦で食事に行くときにはベビーシッターに預けるそうです。

友人は明確には言っていませんでしたが、この他人に預けるという機会が彼女のコミュニケーション能力の高さと、自己抑制力を育んでいるのではないかと思います。

よく、早く保育園に預けたほうが社交性が身に付く、とか、 早く一人で寝るようにすると独立心が高まるなどといいますが、まさにそのとおりです。

子供が小さいときは、親が四六時中いないといけないという、いわゆる固定観念が否定されている研究結果も耳にします。

子供にとって、他人に預けられるのは「かわいそうなこと」なのかもしれませんが、必要なことであると感じました。


4.連れまわす(Go abroad)

彼女は、1~2歳の頃から毎年海外旅行に連れて行ってもらっているそうです。
なので旅行に慣れているから、電車の中でぐずったり、長い時間歩いても泣いたりしないのかもしれません。

小さい頃に海外に行き、見識を広めるというのは素晴らしいことだと思います。

彼女も今回日本に来て、I wanna live in Japan in the future! と言っていました。
留学で来たら?というと、勉強はしたくないと言っていましたが・・


5.多様性に触れる(Meet many kinds of people)

彼女の保育園には、沢山の韓国人や日本人(移民であったり、駐在であったり)がいるそうです。
彼らは往々にして英語はあまり話せないらしく、もちろんフィリピン母語も話せません。

しかし、彼女は彼らと友達であり、一緒に遊ぶ仲間であるそうです。

子供の社会って言葉ではないんですね。大人になるとなぜそれを忘れてしまうんだろう、と思いますが、色んな人種がいても、考えが違う人がいてもいいんですよね。

そういう多様性あふれる世界に小さい頃からいると、それが当たり前になり、大人になってからそれが大きな財産になると思います。

海外に行く不安や、外国人と話す不安、違う考えの人に傷つけられる不安が壁となり、積極的に行動できない大人って私も含めて沢山いると思います。

でもそういうリミッターが最初から外れていると、潜在能力が大きく発揮できるような気がします。



以上、私が感じた5つのことです。

普段日本にいると、日本人とばかり触れあるので、こういう機会を与えてくれた友人にはとても感謝していますし、学生時代に引き合わせてくれた様々な人に感謝しています。

私の妻は、6歳の子があんな流暢に英語をしゃべるのか!、ということにまず驚いていました笑。

確かに6歳の外国人とも英語で話せるから、この気づきがあったわけで、改めて英語が秘めるパワーというか重要性も感じました。


2014年8月22日金曜日

ALSアイスバケツチャレンジにみるマーケティング考


いまやテレビのニュースでも取り上げられているアイスバケツチャレンジ。
私が最初に見たのは、外国の(一般の)友人がやっているのをFacebook動画にアップしているのをたまたま見た時で3週間くらい前だったと思います。

この1週間くらいでマークザッカーバーグやビルゲイツがやり始めたのをFacebookやTwitterで見たと思ったら、あっという間に日本に入ってきました。

こういう現象を「バイラル」(viral)といいます。

元々は「ウィルス性の」という意味ですが、昔あった新型インフルエンザのように1人がなったら倍々ゲームでどんどん広がっていき、いつの間にやら近所の人や親戚まで感染したというように、等比級数的に広がる現象のことを最近では意味します。

今回はこのバイラルキャンペーンについてソーシャルメディアのLinkedinからの記事を紹介したいと思います。


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この2週間、ソーシャルメディアが好きな方は、著名人たちが氷水をバケツからかぶる動画を見たでしょう。

アイスバケツチャレンジは、7月29日にソーシャルメディアに登場し、この7日間で176,000人以上がツイートしています。

このチャレンジのルールは単純です。指名された人は24時間以内に氷水をかぶるか10,000円をALS協会に寄付します。このチャレンジの輪を広げるため、参加者は3人を指名してこの二つの選択肢を選択してもらうのです。

批判的に見る方もいるが、私はこのキャンペーンはとてもうまくいっていると思います。
FacebookのCEOやAmazonのCEO、そしてビルゲイツまでもが参加しているのですから。

ALS協会に関していうと、7月29日から70,000人の新しい寄付者を集め、その額は4億円を超えました。(平常運転だと1億円強だということです)
このキャンペーンがどれだけ成功したかを示す事実ですね。

私が興味を持ったのは、このキャンペーンに対して参加者が幸せそうな感情を表に出して参加していることです。
このキャンペーンは、ソーシャルメディア上でどのようにうまくキャンペーンを打っていくかという重要なポイントを示しています。例えば以下のとおりです。

1.問題解決につながっている

このキャンペーンの目的は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の認知を広げ、寄付を得るということです。問題解決につながるどんなマーケティングキャンペーンも感情に訴えるというのは歴史が語る事実です。

2.とてもシンプル

アイスバケツキャンペーンはとてもシンプルです。

参加するにはソーシャルメディアのアカウントを持っていることです。
これは最近ではみなさんお持ちのことでしょう。

氷水の準備費用と寄付金は別にすると、このキャンペーンに参加するのは基本的に無料であり、恥ずかしさはありません。

3.とても楽しい

ソーシャルメディア上で交流するためには、「楽しむこと」が必要です。ビジネスでも一緒ですよね。
ですので、人を楽しませることは楽しむこと、楽しみ好きが関わることは必要です。

アイスバケツチャレンジは、十分に人々の心をくすぐっています。

4.口コミを生む

うまくいくバイラルキャンペーンは、参加者全員に何かをしてもらい、口に出してもらうことです。

これは小難しい科学ではないのです。マーケティングをやる人はみな知っていますが、なかなか実行することができません。

アイスバケツチャレンジはもうやりましたか?どうだったか感想を聞きたいですね。


ウィプロ アシスタントマーケティングマネージャー
Avinash Anantha Murthy


この記事は、Linkedinの抄訳記事です。
原典:4 Marketing lessons to learn from the ALS "Ice Bucket Challenge"
2014年8月20日水曜日

TOEICで高得点を取り続けるための非英語テクニック



今から、自慢します。
私はこの10年間毎年のようにTOEICを受けていますが、1度たりとも890点を下回ったことがありません。

会社の新人研修で受けた結果が890点で、そこからだいたい890点~950点の範囲を推移しています。
そして、この間受けたテストでも勉強せずに上記の通り905点を取れました。


勉強しないでもある心構え(テクニック)があればある程度、点数を上げられるんです。


学生時代、1年留学しているのである程度のアドバンテージはありますが、留学していたのはもう10年前です。
最近、オンライン英会話を始めたのですが、私の英会話レベルの先生の評価はIntermediate(中級)です。

毎回TOEICを受けても知らない単語は出てきますし、リスニングで何言っているか分からない時もあります。

でも勉強しなくても、900点くらい取れ続けています。
留学から帰ってきた後の方が、点数上がっているんです。


私は、TOEICはテクニック次第で高得点が取れると思っています。
このテクニックを使えるようになったことで、点数が安定的に取れるようになりました。

最近は、TOEICで高得点が取れても英語が話せない人が多いことが問題になり、TOEIC以外の指標で英語スキルレベルを計ろうとする動きもあるくらいです。

裏返すと、英語を話せなくてもテクニック次第で高得点が取れるんです。


TOEICは、今でも英検よりもTOEFLよりも英語スキルの指標としては信頼性があります。

就職、転職の時に履歴書にはTOEIC点数記載欄があります。
会社によっては、管理職になるには650点以上ないといけないとか、海外プロジェクトに配属されるためには860点以上ないといけないとか、TOEICが必要になってくる機会というのは沢山あります。

ですので、高い得点を持っておくというのは今後のキャリアアップにおいて、いい影響はあっても、悪い影響はありません。


今回、書きたいのは勉強せずに点数を上げる方法です。

私はこの間の試験前は、参考書や単語帳は購入したものの、勉強する時間がなく、前日にこの方法を念頭に置いて、当日試験を受けました。

その方法というのを以下にまとめたいと思います。


試験前の準備

試験場に早く行って試験場に体をならす

試験会場には45分前から入場可能です。1番に入場する気概を持っていきます。
そして、早く着席します。

試験場は、外気温に応じて、エアコンが設定されています。
その設定温度に慣れるようにします。

寒ければ何か羽織ったりして調節し、体を試験場の温度にならします。

また温度だけではなく、緊張の糸が張った試験場の雰囲気になれましょう。
座席について、いつも暇なときにやっていることをやりましょう。
スマホでFacebookをやってもいいし、人間観察でもいいです。

ただし、単語帳を見たり、問題集を解いたりするのはやめてください!
あなたの無意識下の緊張を増幅させるだけです。直前に見た単語が試験にでるのはかなり小さい確率です。


解答用紙の表面(おもてめん)を早めに記入する

席に着いたら、既に配られている解答用紙の表面を記入します。
名前や試験番号、アンケートを記入する欄です。

表面を記入しながら、持参した鉛筆やシャーペンの書き味を確かめます。
複数本持参していると思いますので、全て使用し、その日一番いい書き味のものを探します。

できれば、消しゴムも使います。消しゴムの消し具合も確かめます。

普段鉛筆で何かを書き、消しゴムで消すという場面はほとんどないと思います。
そのため、この時間で書き心地をならします。


リスニング編

どんな写真が並んでいるか先に確認する(パート1)

パート1では、写真を見て、4つの説明を聞き、最適な説明を解答する問題です。

リスニングは始まると、パート1の例題が読み上げられ、パート1の解き方の説明が始まります。

その説明を無視します。既にあなたは解き方を知っているはずです。

無視してできた時間で写真を10枚ざっと見ます。
なんとなくの状況を把握します。どんな説明がなされるかを想像できればいいかもしれません。

その後、パート1を解くことで心に余裕が生まれます。

質問の最初の単語を意識して聞く(パート2)

パート2は、質問文が流れた後、3つの回答が流れて最適な1つを解答する問題です。

ここでは、質問文の最初の単語を意識します。

5W1Hのいずれか、またはDo you..?/Did you..?、または質問ではない普通の文章だったりします。

問題の約半分(体感です)は、この最初の単語がわかると解答が自動的にわかります。
Where..?で始まる質問なら、解答で「場所」に言及しているものを選択する、という流れです。
How many..?なら数、When..?であれば時間に言及しているものを選びます。

次の解答を先読みする(パート3・4)

パート3・4は、一定の長さの会話を聞き、問題に記載された質問に対して最適な解答を四択の選択肢から選びます。

このパートでは、解答を先読みすることが肝心です。

このパートでも最初に問題の解き方の説明が流れます。
その説明を無視して、1問目の解答を読みます。

質問と解答を読むと、なんとなくどんな会話がなされるか分かります(問題によっては分からないものもあります)。
会社内の会話なのか、スピーチなのか、お店のアナウンスなのかがわかるだけでもリスニングの態勢が整います。

そうすると、会話が聞いた時点で解答がわかります。
会話が終わった時点で、解答ができるわけです。


ここからが肝心な部分です。

会話が終わった後に3問の質問文が流れます。
1問目の質問文が流れる時間で、3問ともマークします。

そして、残り2問の質問文が流れている時間で、
次の問題の質問と選択肢を読みます。

これを繰り返すことで、先読みができる好循環が生まれます。

ここで大切なのが、最適な解答が選択できなくても次に進みます。
できない問題は、放っておけばいいのです。


TOEICは、1問何点という採点方法ではありません。
加重配点方式といって、簡単に言えば採点されない問題もあります。

また簡単な問題を間違えても、その後の難しい問題が正解できていれば、「この人こんな難しい問題ができているのに、この簡単な問題が解けないわけないでしょう」となり、正解にカウントされる場合もあります。

なので、問題ができなかったと後悔しないでください。
あくまで先読みの好循環を守ることが大切です。


リーディング編


文法問題は15分で解く(パート5・6)

TOEICでは、文法問題が52問出題されます。
1問あたり15秒程度で解く必要があります。

15秒以上かかった場合は、どうするか。

そう、その問題はなかったことにします。

Aにマークして、次に進むのです。
空白にするのはダメです。誤って解答欄がずれてしまう場合があります。

なんでもいいのでマークして、次の問題に取り掛かります。


パート5・6は、事前に問題集を解いておく効果が発揮されるパートです。

例えば、toの後には動詞の原形(To不定詞)が来ることを知っていれば、問題文全体を読まなくても解くことができます。
そうすると5秒で問題が解けるはずなので、他の問題に時間を割くことができます。

文法問題にはこういうテクニックが沢山あります。
この後には絶対副詞しかこない、とか名詞しかこないというものがあります。

これは勉強すればするほど、身に付く英語的テクニックなので、事前に問題集に沢山当たっていればいるほど、その効果が発揮されます。


今回は「勉強しないで」点数を上げる方法であり、英語の勉強を勧めません。
分からない文法問題があれば、日ごろの行いが悪かったと思って次に進む勇気を持つことが必要です。


質問を読みながら、問題文をスキミングする(パート7)

パート7は読解問題です。
広告やEメールの内容を読み、4~5つの質問に答えます。

パート5・6を15分で終われば、パート7に1時間割くことができます。
これでTOEIC受験時によくある、「最後まで解けなかった」ということをある程度避けることができます。

パート7では、質問を先にざっと読みます。
質問を読むことで、問題の長文に何が書かれているか何となくわかります。

何となくわかった時点で、今度は問題文をスキミングします。
スキミングとは、なんとなく問題分を読んで何がかかれているか理解します。

問題がEメールの場合、最初のパラグラフと最後のパラグラフを読めば、何が目的でこれを書いているのかがわかります。


そしてまた質問を読むのです。


幸い、各質問の順番は、問題文の解答のヒントとなる順番はほとんどの場合同じです。
最初の質問に対する解答のヒントは、問題文の最初の方に書かれてます。

そうやって質問と問題文を交互に読むことで、問題文を理解しながら、解答を進めていきます。


では、スキミングってどうすればいいのか?


これは、普段鍛えるしかありません。
私の場合は、FacebookやTwitterで英語サイトをフォローして、流れてくるタイムラインをざっと読む練習をしています。
これだけでもスキミングの練習になります。

あとは、以下のようなアプリを入れて、英文サイトのタイトルだけをざっと読む練習をしています。

Zite
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LinkedIn Pulse
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Pipes - Track the things you love
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私の場合、このブログを書くために英文サイトをよく読むようになったので、スキミングの力が鍛えられます。

こればかりは英文を沢山読んで、普段から練習しておく必要があります。



以上、ざっとですが、私が試験当日、試験中に気を付けるポイントです。
このポイントを実践するだけで、満点は目指せないまでも、多少は点数があがると思います。

TOEICはテクニックを試す場であり、英語力を発揮する場ではないと思い、「テクニックを全力でつかってやるぞ~」という姿勢で受験するのがいいと思います。

そうすると間違えても、試験中に後悔して反省して、無駄な時間を過ごし、本来解くことができた問題を落とすことがなくなります。


もちろんですが、英語の勉強をすればするほど点数は確実に上がるので、TOEICを受ける方は勉強しましょう笑。


もし個別に質問がある場合は、Twitterここから問い合わせていただけると幸いです。
2014年8月19日火曜日

議論に勝ってはならない


仕事上、何かについて議論するということがあると思います。
奥さんや旦那さん、彼氏、彼女と議論(この場合は口論?)することもあると思います。

今日は、この議論について、TIME誌の記事を抄訳したいと思います。

日本人はアメリカ人と比べて議論すること(この場合はディベートでしょうか)は、不得手であるとされていますが、この記事を読むと、アメリカ人だって同じことで悩むんだな、と感じます。

人間社会で生活するうえで、避けることができないこのシチュエーションについて、考えていきたいと思います。


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どうやって議論や口論に勝つか知りたいですか?


勝とうとしなければいいんです。


抵抗しないというのは最適な方法ではないかもしれません。
しかし、「勝つ」ことを考えた時点で間違った方向へ進むことになります。

神経科学の見地からいうと、「議論が始まったら、説得するのは無理だ」ということです。
これは、心理学者を含む研究者達のとある実験が実証しています。

2004年の米大統領選における各候補の支援者に対して、支援者の主張と真っ向から違う内容の動画を見せて、脳のMRIを取りました。

自分の主張と矛盾した情報を得た彼らの脳には、何が起きたのでしょうか?

矛盾する動画を見た瞬間、論理を司る脳の部分の機能が停止し、闘争・逃走反応を司る脳の部分の機能が働いたのです。


これが話し合いが、議論や口論になる理由です。もはや論理に基づいた議論ではなく、喧嘩になってしまうのです。

こうなってしまうと、もう誰が正しくて誰が間違っているというのは関係なく、誰が仲間で誰が敵かという状態になってしまいます。

このことから、意見が違う相手に勝とうとする場合、議論するのは絶対失敗する方法なのです。

経験ありますよね?議論に勝ったとしても状況は悪化し、何も進展せず、絶対起きるのは、双方傷つくことくらいです。


何が問題なのでしょう?議論に勝つというのは、戦争に喩えられます。

ダニエルコーエンはこの戦争への喩えが問題を起こす、とTEDtalkで説明しています。



戦争である限り、何が正しいかは関係なく、いかなる方法をとっても勝ちたいということになります。他人の話ではないですよ。あなたもそうしているのです。


誰も自分が間違っているなんて認めたくありません。勝ち負けゲームであれば誰しも勝ちたいし、生死を左右するのであれば、誰だって死にたくはないのです。

多くの人が、他人の意見をきちんと受け入れられないのです。
なぜか?同じ理由です。

意見を受け入れることが、勝ち負けゲームとなり、アドバイスを受け入れるということは、指図されることになります。


この問題が難しいのは、誰が正しい回答を思いついたか、ということになります。
例えば、Aさんの提案は良いものでAさんをよりスマートに感じさせるとします。一方でBさんはAさんほどでもない、とします。
このバランス関係からBさんは戦いを挑みがちです。Aさんの提案が正しければ正しいほど、Bさんは反対するでしょう。

おかしな話ですが、Aさんの提案がBさんの自主性を失わせます。ここまでくるとBさんの選択肢はなくなります。


それでも議論に勝つ方法を知りたいですか?

では、あなたが証拠動画や専門家を用いて敏腕弁護士も逃げられないような論理で論破したとします。するとどうなるでしょうか?

みんなあなたを嫌います。そういうことなのです。


もうちょっといい方法があります。


「本当の目的は何なのか?」を自問する


これは3つのカテゴリーに分かれます。

1.私の思い通りにやってもらいたい

そうすると、あなたは嫌われるのはよくありません。

思い通りにやってもらう、または新しいアイデアを受け入れてもらうことはできます。
そのアイデアで称賛や名声を得ようとしない限り、勝ち負けゲームにはならないのです。

その最初のステップは議論をやめて、勝とうとしないことです。
ほとんどのビジネス上の議論はこのカテゴリーに当てはまります。

2.なんで議論になったのか分からない、終わりにしたい

みなさんも経験があると思います。
この場合でも「勝つ」ことは解決にはなりません。
そもそも喧嘩しているわけではありませんから。

ほとんどの人間関係に関する議論はこのカテゴリーに当てはまります。

結婚した夫婦は、喧嘩ではほとんどのことは解決できません。
ジョンゴットマンの研究によると、69%の夫婦の問題は永久に解決できないものだそうです。

議論を避けたとしても、離婚するわけではありません。悪循環です。
議論するのをやめましょう。

3.間違いを証明したい

これが大きな問題になるのです。

間違いを認めさせて、思考を停止させて、勝ち負けゲームをすることであなたは満足ですか?

相手に負けを認めさせることは、あなたを嫌うということです。
それってあなたの目的ですか?
考えを改めて、本当は何が目的なのか再検討しましょう。


理にかなっているのは、1番のみです。
しかし、議論ではありません。説得するのです。
でも、どうやってすればいいでしょうか?

これについては、別の機会にブログにしたいと思います。
参考までに英語サイトを載せておきます。


FBI人質交渉人が交渉する方法

Robert Cialdiniの説得法

他人に意見する最適な方法


また、このテーマに関して素晴らしい本があります。
デル・カーネギーの名著「人を動かす」です。

結論

上のTED talkで、ダニエルコーエンは見過ごされがちな素晴らしい指摘をしています。


「議論に負けるということは、何か学びとったということである」


議論という議論に勝つ方法を知っているというのは、大きな損失を被るかもしれませんね。

言葉で無理やり人を動かすのは、あまりいい方法ではありません。
でも学ぶことは常にいいことですよね。

議論に勝つことは、自惚れた勝利と言い換えられるかもしれません。
議論に負けることは、残りの人生をよくする学びの経験かもしれません。


もしかしたら私のこのブログも間違っているかもしれません。
どうか間違いを認めさせてください!

私も学びを得るほうがいいです。


この記事は、TIME誌の抄訳記事です。
原典:How to Win Every Argument

本内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

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