2013年7月17日水曜日

ボランティアは健康によい


仕事の合間にボランティア活動をしていると、こうよく言われます。

「仕事のない休日を利用して、活動してていつ休んでるの?」
「余暇まで使って活動して大変じゃないの?」

一定の責任のもと、継続的に活動されている方は一回は言われたこと
があるのではないでしょうか。

サラリーマンの「休日」は、平日に最高の仕事を
してもらうために会社が「与えている」、なんて言われ方もします。
健やかな心身を維持するために休日は体を休めなさい、ということですね。


しかし、ボランティア活動自体が健康に良いという調査結果があります。

米医療保険大手の「ユナイテッドヘルス・グループ」の調査に
よると3,351名の成人のうち、76%がボランティアをすることで
身体的健康が得られたとしました。
また、78%がストレス軽減につながったとしています。

また、過去1年間にボランティアを経験した方の96%が人生の
目的をより深めることができた、ということです。

さらにそのほとんどの人が、ボランティアを始めた理由の一つ
に健康増進を挙げています。

私もこれ賛成です。
いくつか理由があります。


周囲にポジティブな人が多い

NPO団体やボランティア組織で活動している方々は、基本的にポジティブです。

現在の社会において、なんらかの問題意識があり、
それを金銭的報酬なしで解決しようと自発的に活動するというのは、
ネガティブな意識でできるものではないと思います。

私の周囲もポジティブな方ばかりだし、私自身も仕事ではネガティブに
なることも多いですが、ボランティア活動中は自分でも不思議なくらい
ポジティブです。

心がポジティブだと、体もポジティブになっていくと言えると思います。


100%自分の好きなことができる

これは、仕事のスキルを活用するボランティア(プロボノ)の場合に
よくあてはまるのですが、100%自分の好きなことをやってるときって
心身ともに健康だと思います。

基本的に生業としてやっていることは、何らか自分の好きなことだと思いますが
金銭的報酬を得ながらやっている場合は、なかなか100%自分の思い通り
好きなことをできることはありません。

特にサラリーマンだと、自分のやりたいことをやるために
数年間我慢して、巡ってくる機会を待つなんてこともある訳です。

しかし、プロボノの場合、やりたくないことを無理してやる理由はありません。
少なくともやりたい!って手を挙げてやっているのだから
自分の嫌いなことをいやいややっているってことはありませんよね。

もちろん、組織や団体、解決したい社会の課題のために活動しているので
自分勝手に自己中心的にやるのは、駄目だと思いますが
仕事に比べると100%好きなことができる機会は多いです。


無為に過ごす時間が減少する

人間は無為に過ごす時間が多いと健康に悪いことをしてしまいがちです。

私の場合、無駄に食べます。家で何もしていないとお菓子とかアイスとか
手当たり次第に食べます。

しかし、食べること以外にやることがあると、あまり食べなくなりました。

あまり食べることが好きではない人でも、暇になると煙草の量が多くなったり
長時間眠ってしまったり、だらだらすごしてしまう、という心当たりはあると
思います。

無為に過ごす時間が減ってくると、毎日の生活が濃密になってきて
生活に充実感がでてきます。


他にももっと沢山理由はありますが、また別のテーマで投稿します。


「ユナイテッドヘルス・グループ」の調査では、ボランティア活動をする
メリットが他にも沢山書かれているので、是非ご一読ください!


引用元:Doing Good is Good for You
本内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

ShareThis

 
;